2010年05月17日

中野雄『ウィーン・フィル 音と響きの秘密』文春新書より

p.43フルトヴェングラーの文章からの引用
「いかに強調してもし足りないことは、オーケストラが発する音に働きかける要素が拍打ち自体のうちにはなく、強拍を打つ動作の準備段階に宿されているということである。」「準備の過程−指揮棒の動作としては、拍子を切り返す力点(プンクト)ではなくて、動いてる拍子そのものがオーケストラの音色に最も影響を与えるものだとすれば、指揮棒の先で作られるモールス信号のような点符号の頂点をすべてなくしてしまう、拍子だけによる指揮法−つまり準備段階そのものだけを用いる指揮法というものが考えられないであろうか。」
posted by poka-risu at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。